『詩の世界』

新感線。観たことないな。おもしろそうだね。18までに1Fの大掃除が終われば行ってみようかな。

 

夜中に目が覚めて(だって、ふと目が覚めたら洗濯機の音がするんだもん。こんな夜中に洗濯しないでよ!って階下の母に言いに行ったら、たぶん神経が一気に高ぶっちゃったのね)1時間、また1時間とベッドの上でじっとしているあいだ、よくも飽きずに眠くならずに妄想できるよね。寝る気十分なのに眠れなくなっちゃった。

 

本棚にあった『詩の世界』(高田敏子 著)という本にすごくいいことが書いてある。中学生のための詩の本として書かれたようなので、言葉が平易なのだけれど本質をずばっとね。明け方ハイテンションにつき、ちょっと長いけれど抜粋してお届けします。

 

「第2章 常識をこえた心 / わたしくしたちの生活には常識が必要です。常識とは一般的な知識であることはおわかりでしょう。/ でも、心の持ち方は、常識だけにしばられてしまってはつまりません。/ 人に親切にしましょう、というようなことは、いつの時代でも変わりません。でも、その親切のしかたは、やはり、そのときどき、場合によってちがうでしょう。結局は心の働き、相手の立場を思う心があって、はじめて、ほんとうの親切、やさしさが生まれるのです。/ なんでもなく、あたりまえになってしまっているものにも、もう一度目をむけて、それについての意味や価値を思い、たしかめて、もっとよい見方、思い方をさがすことが、詩の使命といってもよいでしょう。」

 

有名どころの作家さんの作品を解説しながらすすんでいく本で、自分の物の知らなさを思い知らされるのです。小説も詩も絵画も名前だけで作品を知らない作家さんばっかり。”彼”がこういう本を読める小学校3、4、5年生になってくれたらな、と願う。

 

さてと、どうしよう、ホットコーヒーでも飲もうかな。