右目のスパンコール

非日常な空間にいる頃だろうに現実的なこと書きたくないのだけれど、気にしているよねとも思って。

病院でもネガティブ反応だったよ。まあ、まだ分からないけれど、時期的にみてたぶんベイビーではないのでは?とのこと。一応月末にもう一度自分で検査してみるけれど、愛と信頼となんとかの6次元に体が反応してしまったのかもしれないね。心配かけてごめんね。ぜーんぶ黙っていたらなんにも気にすることなかったのにね(会えもしなかっただろうけれど)。

今日またね、新たなニュースが飛び込んで来て、たぶん人生の方向決めなさい!という時期なんだろうな。

今度誰かに「好きなタイプは?」と聞かれたら、「ダメ人間」て答えちゃう。また一緒に行こ、映画。美術館も皇居も、いつか京都の割烹も。

 

話は変わるけれど、産婦人科の先生がね、すごくいい女医さんなんだよ。フランクで的確でユーモアもあって、8年前の初対面のときからお互いを認めているというか。それこそ信頼ができるの。今日も診察室ではじめに概要を話して、じゃあ陰か陽か検査してみましょうということになり、結果が出た後に呼ばれて診察室に入ったらすぐに「マイナスよ。」って言ってくれるの。結果をすごく気にしている私を察してさ、席に着く前に安心させてくれるわけだ。一通り話が終わって帰り際に、看護師さんがわたしのTシャツを見て「あら、そのTシャツ目になっているのね」というとすぐに女医さんが「そう、キラっと光っているのよね」と。(着ていたのが、両胸のところに瞼を閉じた目が2つデザインされている薄紫色のTシャツで、右目の横にスパンコールがホクロみたいに一つ付いているのね。)ホルモンだの周期だの病気だの、っていうまじめーな話をしている最中に服装チェックしてるんだ。やっぱりこの先生いい先生だなぁとしみじみ。どんな職業でも、本筋とは違うところにも意識を飛ばせられる余裕を持てるといいよね。